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グローバル会議をまとめるマネージャーの毎日の準備ステップを公開!英語に自信がなくても大丈夫

「英語ができないのに、なぜグローバル会議のファシリテーター役を…」

そう思ったことはありませんか?

私がまさにそうでした。
技術系の専門職として海外の法規制対応を任されるようになって、グローバル会議に「仕切る側」として出なければいけない場面が増えてきたんですよね。

英語は、まあ、それなりに使えます。
TOEICは960点ありますし、業務でも英語メールは書いています。

でも…「会議をまとめる」って全然別の話なんです。


「英語できます」だけでは、まとめられない

会議の場でパニックになったことがあります。

海外の規制当局や第三者機関の担当者が数名参加する技術会議でのことでした。
アジェンダは決めていたのに、議論がどんどん脱線していく。
言いたいことはわかる、でも「今どのポイントを話しているのか」を整理して場を仕切る英語フレーズが…出てこない。

「えっと、Let me confirm…」とつぶやきながら、頭の中は真っ白。

社内に相談できる人もほぼいなくて、会議が終わった後に「私の仕切りは破綻していたんじゃないか」という絶望感がしばらく続きました。

英語力の問題ではなかったんです。
準備の問題だった、と後から気づいたのでした。


「場数を踏めば慣れる」は本当か?

正直に言いますと、場数だけで解決しようとしていた時期がありました。

でも会議のたびに消耗して、同じところで詰まる。
「慣れ」って、ある程度は来るんですよね。
でも「確実にまとめられる」という手応えには、なかなか届かなかった。

そこで考え方を変えたのが、"準備の質を変える"こと。

特に助けになったのが、生成AIを「厳しいコンサルタント」として使うというアプローチです。

第三者機関から厳しい資料修正要求を受けたとき、社内に相談相手がいない孤独の中で、AIに規制原文を読み込ませ、あえて「私の論理のどこがおかしいか」を徹底的に突いてもらいました。
それで気づいたんです。「便利屋として使うのではなく、客観的な軍師として使う」という発想の転換が、仕事の質を変えると。

会議の準備も、同じ発想で変えていきました。


毎日やっている準備ステップ、全部公開します

ステップ1:アジェンダを「論点の地図」に変換する

アジェンダを書いたら終わり、ではないです。

各議題について、
- 「この議題のゴールは何か(決定 or 情報共有 or 議論)」
- 「脱線しそうなポイントはどこか」
- 「合意できない場合の着地案は何か」

この3つを事前に整理します。
生成AIに「この議題で起こりそうな議論の分岐を洗い出して」と頼むと、自分では気づけなかった論点が出てきてかなり助かっています。


ステップ2:切り返しフレーズを3〜5個だけ決めておく

「英語が出てこない」は、準備不足が原因のことが多いんですよね。

毎回すべての表現を暗記するのは無理です。でも「脱線を戻す一言」「合意確認の一言」「時間切れ宣言の一言」だけは、自分の言葉として染み込ませておく。

私がよく使うのはこの3つです。

  • 「Let me bring us back to the main point.」(脱線したとき)
  • 「Can I confirm we're aligned on this?」(合意確認)
  • 「We're running short on time, so let's move on.」(時間管理)

たったこれだけで、会議の手応えがまったく変わりました。
フレーズの数じゃない。「自分がとっさに出せるか」のほうが大事なんです。


ステップ3:会議前日に"想定シナリオ"を声に出す

これが一番地味で、一番効いています。

声に出す、というのがポイント。
頭の中でシミュレーションするだけだと「わかった気」になってしまう(これが自分の甘さとずっと向き合ってきたことでもあります…)。

アジェンダの流れに沿って、「自分がどのタイミングで何を言うか」を実際に口に出して練習する。
1回でいい。5分でいい。でも、やるとやらないでは本番の安定感がまるで違います。



ステップ4:会議後に「3行議事メモ」を自分で書く

生成AIで議事録を自動生成する時代ですが、私は自分で3行メモを書くことだけは欠かしていません。

  • 今日の決定事項
  • 次のアクション(誰が・何を・いつまで)
  • 次回の会議に持ち越す論点

この3行を会議後5分以内に書く。
これが翌週の準備のベースになるし、何より「自分の理解を確認する」という意味合いが大きいんですよね。

AIに文字起こしから議事録を作ってもらうのは全体共有の効率化ツールとして活用していますが、3行メモだけは自分の手を動かす。それが次の会議の準備につながっていきます。


まとめ:英語力より「準備の設計」が会議をまとめる

✅ アジェンダを「論点の地図」に変換する
✅ 切り返しフレーズを3〜5個だけ自分の言葉として持つ
✅ 前日に声に出してシナリオを確認する
✅ 会議後に3行メモを5分で書く

英語が完璧でなくても、準備は裏切りません。

グローバル会議をうまくまとめたいあなたへ。
最初から全部やろうとしなくてよいので、まずはアジェンダを「論点の地図」に変えるだけから、始めてみませんか?

次回は、AIを使って会議前アジェンダをどう設計しているか、もう少し具体的な手順をご紹介したいと思います。

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