「保険料を払い続けているけど、本当にこれだけ必要なのかな…」と、ふと思ったことはありませんか?
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毎月の保険料、積み上げたら怖くなった話
我が家も一時期、夫婦それぞれの生命保険・医療保険・がん保険・学資保険…と積み上げていくと、毎月の保険料合計がそこそこな金額になっていました。
払いながらも「これ、全部必要なのかな」という疑問がずっとあったんですよね。
でも「何かあったときのために」という不安が邪魔をして、なかなか見直せない。
そんなもやもやを抱えていた矢先、2025年に乳がんが発覚しました。
【Step 1】「入っててよかった」の裏にある現実
実際に治療が始まると、最初に感じたのは「入っててよかった」という安堵よりも、「思ったより使えない保険があった」という現実でした。
例えば、抗がん剤治療中の副作用でしんどくて動けない日は何日もあるのに、「入院していない外来治療」は給付対象外だったり。
保険の設計が、昔の治療スタイル(長期入院が前提)のままになっていて、今の「通院治療が主流」という現実とズレているものがあったんです。
払い続けてきた保険が、いざというときに思った通りに機能しない…。
これは正直、かなりがっかりしましたし、「保険って何なんだろう」という気持ちになりました。
【Step 2】それ、あなたにも起きているかもしれない
「なんとなく入っている保険を、なんとなく払い続けている」
これ、わりと多くの人が陥っているパターンではないでしょうか。
20代で就職したときに会社の人に勧められた保険、結婚のタイミングで入った保険、子どもが生まれたときに加入した保険…。
人生のイベントごとに保険が増えていき、気づいたら保険だらけ、なんてことになっていませんか?
【Step 3】保険の"本来の役割"を忘れていた
保険って本来、「自分では賄えないレベルの大きなリスクをカバーするためのもの」なんですよね。
言い換えれば、自分の貯蓄や収入で十分対応できるリスクに対して、わざわざ保険料を払い続ける必要はない、ということです。
でも「保険に入っていれば安心」という感覚が先走って、保険と貯蓄の役割分担を考えずにいたのが、我が家の失敗でした。
貯蓄と保険の役割分担、こう整理してみた
実際に乳がんの治療を経験してから、改めて「どのリスクを保険でカバーして、どのリスクは貯蓄で対応するか」を見直しました。
整理してみると、思ったよりシンプルになりました。
✅ 貯蓄で対応できるリスク(=保険不要)
- 日常的な医療費(風邪・軽い怪我・外来受診)
- 短期の収入減少(有給休暇・傷病手当金でカバーできる範囲)
- 生活費の一時的な増加(育児・介護の初期コスト)
会社員であれば、傷病手当金という制度があります。病気やケガで仕事を休んだ場合、最大1年6ヶ月、給与の約3分の2が支給される制度です。これを知らずに「収入補償保険」を重複して入っているケースは、実はよくあるんですよね。
✅ 保険でカバーすべきリスク(=最低限ここは必要)
- 死亡保障(特に小さな子どもがいる家庭・住宅ローンがある場合)
- 就業不能・長期の収入喪失(傷病手当金の期間を超えた場合)
- 高額な治療費が継続的にかかる疾病(がん・難病など)
この3つが揃えば、家計への致命的なダメージはほぼ防げます。
逆に言えば、この3つ以外は「あれば嬉しいけど、なくても致命傷にはならない」ものが多いんです。
我が家が最終的に残した保険・見直した保険
乳がんの治療を経て、我が家が実際に見直した結果はこんな感じです。
- ❌ 解約・縮小したもの:重複していた医療保険、通院特約が薄い古いがん保険
- ✅ 継続・強化したもの:就業不能保険(長期の収入喪失対応)、がん治療特化型の保険(通院治療対応のもの)
特にがん保険については、「入院日数で給付金が決まる古いタイプ」ではなく、「通院治療・抗がん剤治療に対応しているタイプ」に切り替えることを強くおすすめしたいと思います。
治療の現場はここ数年で大きく変わっています。保険商品も、その変化に合わせたものを選ぶことが大事です。
保険を見直したいけれど、どこから手をつければ…という方には、複数の保険会社を比較できる無料相談サービスを活用するのが、遠回りせずに済む近道だと思います。
まとめ:保険は「全部入る」でも「全部やめる」でもない
✅ 保険の役割は「自分では賄えない大きなリスクのカバー」
✅ 貯蓄・公的制度(傷病手当金など)で対応できるリスクには保険不要
✅ 最低限カバーすべきは「死亡保障」「長期就業不能」「高額治療費(特にがん)」の3つ
✅ がん保険は「通院治療に対応しているか」を必ず確認する
保険を見直すのって、なんとなく面倒で後回しにしがちなんですよね。でも「いざというとき」は予告なく来るものだと、今回身をもって痛感しました。
まずは今月の保険料の合計を出してみるところから、始めてみませんか?
「払っている金額」を把握するだけでも、見直しの第一歩になると思います。
次回は、公的制度(傷病手当金・高額療養費制度)を使いこなすことで、どれだけ保険への依存度を下げられるかについて、もう少し具体的にまとめていきたいと思います。