広告

ワーママが入院したとき、家族のためにやっておいて本当に良かったこと【乳がん体験談】

「私がいなくても、なんとかなるだろう。」

そう思っていた時期が、正直ありました…。

でも、いざ入院が決まったとき、頭に浮かんだのは「仕事のこと」より先に「夕飯どうする?」「子どもの学校の準備は?」でした。

それくらい、ワーママってもう日常の"要石"なんですよね。

私は2025年に乳がんが発覚し、抗がん剤治療を経て手術という流れで治療を進めてきました。
まさかこんなに早く、「入院準備」というリアルが来るとは思っていなくて…。
入院を前に、旦那と子どものために「やっておいて良かったこと」が山ほどありました。

この記事はその経験を、備忘録も兼ねてまとめたものです。どなたかのご参考になれば幸いです。


1. 「いないとどうなるか」を先にシミュレーションした

まず私がやったのは、「自分が1〜2週間いなかったら、何が止まるか」のリストアップでした。

これが、もう、恐ろしいほど長くなるんですよ…。

  • 朝のお弁当作り
  • 保育園・学校の連絡帳の記入
  • 週2回のゴミ出しのルール
  • 薬の管理(子どもの常備薬の場所)
  • 学校行事のスケジュール
  • 担任の先生への連絡方法
  • 光熱費・保険料などの引き落とし口座

「旦那は知ってるはず」と思っていたことが、実は全然知らなかったりして苦笑したこともありました(これは笑い話にできるようになってからの話ですが)。

旦那にとっても、可視化してもらうことで「こんなに回ってたんか…」と実感してもらえたのは、予想外の副産物でした。


2. 「ごはん問題」を先に解決しておいた

ワーママが入院したとき、家族がいちばん困るのは間違いなく"食事"です。

旦那は料理が苦手(というか、ほぼしたことがない)。
子どももまだ小さい。

「毎日外食は無理だし、お弁当を買い続けるのも…」という状況で、私が選んだのはミールキットや食材宅配の事前登録でした。

以前らでぃっしゅぼーやを試したこともあり、宅配サービスの使い勝手はなんとなくわかっていたのが幸いしました。

入院前に旦那と一緒に「このボックスが届いたら、この袋の中に作り方が書いてあるから、書いてある通りにやってみて」と練習もしておいたことで、入院中に「ご飯どうしたらいい?」という連絡が来ることは一度もありませんでした。

これは正直、かなり精神的に楽でした。

治療中は自分のことだけ考えさせてほしい…というのが本音で、入院中に遠くから家族のことを心配し続けるのは、想像以上にエネルギーを消耗するんですよね。


3. 家事の「どこに何があるか」を見える化した

「洗剤の替えはどこ?」「バスタオルってどこにしまってるの?」

旦那から来る連絡の多くがこれでした(入院前の予行練習での話ですが)。

そこで私が作ったのが、A4一枚の「家のトリセツ」です。

  • よく使う連絡先(学校・病院・保育園)
  • 消耗品の在庫場所
  • ゴミの曜日と分け方
  • 緊急連絡の優先順位

Wordで作って冷蔵庫に貼っておいただけですが、これが大活躍だったと後から旦那に言われました。

「紙一枚でここまで変わるんだ」と、改めて"見える化"の力を実感したのでした。


4. 子どもに「ママがしばらく病院にいること」を伝える準備をした

これが、精神的に一番重かった準備でした…。

どう伝えるか、どこまで話すか、どんな反応が来るか。
事前にネットで調べたり、病院のソーシャルワーカーさんに相談したりしながら、「正直に、でも怖がらせすぎないように」という着地点を見つけました。

「ちっぴー流」でいうと、「ママが元気になるためにお泊まりしてくるね」という言い方がしっくりきたのです。

子どもが安心できる言葉を選ぶことで、私自身もだいぶ落ち着けたと思います。





5. 「しんどい時はお金で解決する」と決めた

これは、乳がんになってから私の中で大きく変わった価値観のひとつです。

副作用でしんどいとき、治療を終えて帰宅したとき、「ご飯作りたくない」という日が必ずある。

そんなとき、以前は「母親として作らなきゃ」という謎の義務感がありました。
でも今は違います。

外食でいい。デリバリーでいい。家事代行を頼んでいい。

それで家族が笑顔でいられるなら、そっちの方がずっと価値があると思うんですよね。

入院前に家事代行サービスをリサーチして、退院後の数週間に備えておいたことも、今振り返れば「やっておいて本当に良かった」準備のひとつでした。

お金って大事。そしてお金は使いどころが大事、とも言えます。


まとめ:入院前にやっておきたいこと5つ

✅ 1. 「自分がいないと止まること」のリストを作る
✅ 2. 食事問題をあらかじめ解決する(宅配・ミールキット)
✅ 3. 「家のトリセツ」を紙一枚で作って見える化する
✅ 4. 子どもへの伝え方を事前に考えておく
✅ 5. 「しんどいときはお金で解決する」と決めておく


「こんなに準備が必要なんて、正直しんどい」と感じる人もいると思います。

でも、準備した分だけ、入院中に"自分のこと"だけに集中できる。
それが、結果的に一番の近道でした。

完璧じゃなくていいんです。
「なんとかなるかも」と思えるくらいの準備で、十分なんですよね。

もし同じような状況にある方がいれば、まず「なくなると困るものリスト」一つだけ、今日作ってみてください。

次回は、入院中に実際にあって良かったグッズについても書いていきたいと思います。

-ライフスタイル, 乳がん闘病記, 備忘録, 宅配食品, 家事
-