こんにちは、まろちぴです!そろそろ夏休みの計画を…という訳で、展示や解説が充実している水族館ベスト5を発表したいと思います!解説や展示を見ながら夏休みの自由研究まとめるのも面白そうですよ。
1. atoa(兵庫県神戸市)
atoaは神戸市の人工島「夢の島」にある、まったく新しいタイプの水族館です。従来の水族館とは一線を画し、水族館とデジタルアートや舞台美術が融合した体験型施設となっています。最大の見どころは、世界最大級の巨大な球形水槽「くらげ夢空間」です。直径11mの水槽に、色鮮やかなクラゲが優雅に舞う様子は圧巻の一言。展示解説員による生き生きとした解説を聞きながら、クラゲの不思議な生態に触れられます。また、「海月空間」では、ほぼ無重力状態の海月が浮遊する神秘的な世界を体感できます。さらに、デジタルアートの映像と音響が融合した「デジタルアクアリウム」は、まるで海の中を泳いでいるかのような臨場感に包まれます。五感で感じる劇場型の新しい水族館体験が楽しめるatoaは、一度は訪れてみる価値がある施設と言えるでしょう。
2. 四国水族館(香川県綾歌郡)
四国水族館は、四国の自然をリアルに再現した大規模な水族館です。最大の見どころは、約10mの巨大な水槽「うずしおの里」です。この水槽には、太平洋に生息するナンヨウマンタやカンムリブダイなどの大型魚が泳ぎ回る様子を、ガラス越しに間近で見ることができます。展示解説員による生き生きとした解説を聞きながら、これらの魚の不思議な生態や、海の中の食物連鎖、海流の仕組みなどを学ぶことができるでしょう。さらに、「うみがめビーチ」では、アカウミガメやアオウミガメが砂浜を這う姿に出合えるかもしれません。これらの海がめは、産卵のために砂浜に上がってくる習性があり、その貴重な光景を目にできる機会があります。子供に大人気の触れ合いコーナーも充実しており、飼育員の指導の下、無害な魚や海洋生物に直接触れて観察できます。四国の自然を体感できるこの水族館は、海の生き物の不思議な世界に触れられるだけでなく、環境保護の大切さを学ぶこともできる、家族で楽しめる教育的な施設なのです。
3. 鳥羽水族館(三重県鳥羽市)
伊勢湾に面した鳥羽水族館の最大の特徴は、豊富な展示種類と個性的な展示方法にあります。この水族館では、国内で最も多い約1,200種類もの海洋生物が展示されており、珍しい深海生物から人気のイルカやアシカまで、多様な生き物に出会えます。中でも、ジュゴンとアフリカマナティーの両方を飼育している点は国内で唯一の水族館です。展示方法も斬新で、決められた順路がなく自由に回れる「順路のない水族館」となっているのが人気の理由の一つです。巨大な円形水槽「グレートタイドプール」では、サメやエイ、大型熱帯魚が泳ぐ迫力ある光景を360度の視点から楽しめます。さらに、ペンギンの行進やイルカショーなど、動物パフォーマンスが充実しているのも魅力です。SNSでの発信力も強く、動物たちの可愛い姿が話題になっています。鳥羽水族館は、豊富な展示と個性的な演出で、海の生き物の魅力を存分に味わえる施設なのです。
4. 京都水族館(京都府京都市)
京都水族館の最大の特徴は、日本初の完全人工海水を使用した内陸型水族館であり、京都の自然や文化にインスパイアされた独自の展示にあります。この水族館では、人工海水の使用率が100%で、国内最大級の内陸水族館となっています。そのため、京都の地でありながら、太平洋に生息する様々な海洋生物を鑑賞できるのが魅力です。大型の「京の海」水槽では、イルカやマンタ、サメなどの大型魚が泳ぐ迫力の景色が楽しめます。一方で、「京の川」ゾーンではオオサンショウウオなど京都の生物が、「京の里山」ゾーンでは田園風景が再現されるなど、京都の自然や文化を反映した展示も特徴的です。世界最大級の両生類であるオオサンショウウオの展示は必見です。さらに、ペンギンやアザラシなど人気の動物たちの展示も充実しており、飼育員による生き生きとした解説を聞きながら、生物の生態を深く学ぶこともできます。梅小路公園内に位置する開放的な環境も魅力で、京都の自然に囲まれながら海の生き物に触れられる水族館なのです。また、「クラゲ水路」では、色鮮やかなクラゲが舞う姿を間近で鑑賞できます。
5. 名古屋港水族館(愛知県名古屋市)
名古屋港に位置する大規模な水族館である名古屋港水族館の最大の特徴は、珍しい種の展示や大型イベント、個性的な水槽展示など、見どころが多彩にそろった総合的な水族館であることです。まず、日本で2か所しかいないシャチを展示していることが大きな魅力です。シャチの公開トレーニングを間近で見ることができ、迫力ある姿に圧倒されるでしょう。また、日本最大級の広さを誇るメインプールでは、イルカのパフォーマンスが開催されており、華麗な演技に注目が集まります。さらに、北極に生息するベルーガ(シロイルカ)や、南極ゾーンでは珍しいペンギンやアザラシなど、世界各地の珍しい海洋生物の展示も見逃せません。巨大な円形水槽「くらげ万華鏡」では、色鮮やかなクラゲが優雅に舞う様子を360度の視点から鑑賞できる個性的な展示も人気です。このように、名古屋港水族館は珍しい生物の展示から大型イベント、独創的な水槽展示まで、多彩な見どころがそろった総合的な魅力を備えた施設なのです。
まとめ
夏休みは家族で非日常を味わえる絶好の機会です。上記の5つの水族館はいずれも、豊富で個性的な展示と、熱心な解説員による生き生きとした解説が魅力。子供の好奇心を掻き立てるだけでなく、大人も新しい発見があり、家族みんなで楽しめる場所です。巨大な水槽で泳ぐ大型魚の迫力に圧倒されたり、クラゲの神秘的な舞に見とれたり、生き物の不思議な生態に触れられたりと、五感で海の魅力を堪能できるでしょう。夏休みの思い出作りに、ぜひこれらの水族館を訪れてみてはいかがでしょうか。